アフターピル(緊急避妊薬)はアプリでも入手可能!飲み方や効果は?
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アフターピル(緊急避妊薬)とは?
アフターピルとは、「緊急避妊薬」「モーニングピル」とも呼ばれ、避妊に失敗してしまった場合に事後的に妊娠を防ぐための薬です。
薬を飲み、大量に女性ホルモンを摂取することで排卵を遅らせたり、子宮内膜を変化させて着床にくくし、体を妊娠しない状態にする効果があります。
効果は100%ではありませんが、避妊に失敗した可能性がある場合に事後的に妊娠を防止するためにはこの薬を飲むという方法をとることになります。
アフターピル(緊急避妊薬)はどうしたら手に入る?
では、アフターピルはどうしたら手に入るのでしょうか?
重要なのは、現在の日本ではまだアフターピルを薬局などで購入することはできないということ。
以下、入手する方法を3つ紹介していきます。
基本的には産婦人科を受診する
アフターピルの処方をして欲しい場合は、基本的には近くの産婦人科の病院やクリニックを受診しましょう。
「保険証を提示することで親にバレるんじゃないか…」と不安に思っている方もいらっしゃるかもしれません。
特に都会の病院では保険証の提示も不要で薬の説明を受けるだけですぐに処方してもらえる場所もありますので、お近くでそういった病院がないかネットで検索してみてくださいね。
オンライン診療も可能
現在は、実際に受診をしなくてもオンライン診療でアフターピルを処方してもらうことも可能です。
家族にばれたくない場合や、病院を受診するのが困難な場合でも、スマホさえあれば診療しアフターピルを処方・配達してもらえます。
アプリでも入手可能
現在は、「スマルナ」というアプリでもアフターピルを処方してもらうことが可能です。
家にいても、職場にいても、スマホ一つで相談でき、24時間問診を受け付けてもらえます。夜でも対応してもらえることも多く、すぐに相談したい場合にもおすすめです。
最短で翌日に薬を配達してもらえ、時間勝負なアフターピルでも安心です。
通販で購入するのは危険
アフターピルを海外の通販などで購入するのは控えましょう。
本当にその薬がアフターピルなのか保証はなく危ないですし、また到着するのが遅い場合は効果が望めません。
オンライン診療やアプリ受診など直接診療しなくていい手段も増えていますので、怪しい通販の利用は控えるようにしましょう。
アフターピルはいつまでに飲めばセーフ?
アフターピルといっても、いろいろな種類があります。
一般的に知られているアフターピルは「ノルレボ」という薬で、72時間(3日)以内に服用する必要があります。
しかし、最近はエラワンと呼ばれる120時間(5日)服用可能期間があるアフターピルもあります。
勇気が出なくてなかなかアフターピルを処方してもらってなかった、という方も、5日以内なら妊娠を回避できる可能性がありますので病院に相談してみてくださいね。
アフターピル(緊急避妊薬)の飲み方は?
アフターピルを入手したら、普通の薬と同じようにコップ一杯の水で飲みましょう。
注意点としては、アフターピルは、時間が経つにつれ効果が下がっていくということです。
避妊に失敗したかもと思った場合は、なるべく早くアフターピルを入手し、なるべく早く服用するようにしましょう。
アフターピルの副作用は?
どんな薬にも副作用はありますが、アフターピルにも副作用があります。
アフターピルは人によっては頭痛や吐き気、倦怠感、腹痛などの症状が生じることがあります。
これらはアフターピルが女性ホルモンに影響を与える薬であるため生じる副作用となっています。24時間以上継続する副作用ではありません。
また、アフターピルを飲むことで生理がいつもより早まったり遅くなったりとずれてしまう可能性もあります。
吐き気が強く薬を吐き出してしまった場合は効果が得られない可能性もありますので、吐き気が心配な方は吐き気止めも一緒に処方してもらうといいでしょう。
最後に
この記事では、アフターピルの入手方法や効果、副作用などについて紹介してきました。
アフターピルは現在まだ薬局などでは入手できず、産婦人科を受診するとなると特に若い方にとってはハードルが高いですよね。
しかし、最近はオンライン診療やアプリ処方も充実しており、「恥ずかしい」「行きにくい」という気持ちに配慮された形で受診・処方してもらえる環境が整えられつつあります。
また、「もう間に合わないかも」と不安な方の場合でも、5日間服用が可能な薬もあります。
「避妊に失敗したかも」と思った時は、ぜひオンライン診療やアプリなどで相談してみてくださいね。