【数百円で叶う健康】油は「米油」を買おう!米油のどこがいい?
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食用油は普段何を買っていますか?
みなさん、食用油にこだわりはありますか?
「スーパーで適当にそれなりの値段のものを買っている」という方も多いのではないでしょうか?
手の届きやすい価格のキャノール油などは気軽に使えて良いのですが、一方で酸化しやすかったり、脳や神経にあまり良くないとの研究などもあり最近はちょっと良い油を使おうという方も増えています。
この記事では、ちょっとだけいつもの値段にプラスして米油を買うことをおすすめする理由を紹介していきます。
米油(こめゆ)はどうやって作られている?
米油は、いわゆる「お米」である白米の部分ではなく、その殻となっている米ぬかを絞って作られています。
米油のメリット
コレステロール値の低下
米油には「植物ステロール」という成分が他の油よりも多く含まれています。
植物ステロールは善玉コレステロールにはほとんど作用しないで悪玉コレステロールのみを減らしてくれる働きがあり、コレステロール値を下げてくれると言われています。
ビタミンEが多く美容に良い
米油にはビタミンEや、他にも抗酸化作用を持つ「ガンマオリザノール」「トコトリエノール」などの成分が多く含まれており美容に良いと言われています。
抗酸化作用は美容だけでなく活性酵素による細胞へのダメージを修復する働きがあるため、生活習慣病の予防にも効果があります。
油特有の気持ち悪さが少ない(油酔いしにくい)
揚げ物をすると部屋中が油臭くなって、気分が悪くなることはありませんか?
これは、油を加熱することで「アクロレイン」という油酔いする原因となる物質が発生することが原因なんです。
こめ油は他の油に比べて油酔い成分が出にくいため部屋に嫌な臭いが充満しにくく、「油で気持ち悪い」ということがかなり軽減されます。
「油料理をしたら油酔いしてしまって、食欲がなくなった」「せっかくの揚げ物が美味しく食べられない」という悲しいことがなくなるのは嬉しいですよね。
カラッと揚がる/食材の美味しさを引き出してくれる
米油はクセがなく、まろやかで優しい味のため、食材本来の美味しさを引き立ててくれます。
また、カラッと揚げることができ油っぽくならないため、簡単に美味しい天ぷらを作ることができます。
実際に料亭やレストランなどでもこういったメリットから米油が選ばれています。
酸化しにくい
食用油がいつの間にか酸化してしまっていた、なんて経験ありませんか?
米油はビタミンEが多いため酸化しにくく、急いで使わなくても比較的長期間品質が安定していると言われています。
いつも買う油プラス200〜300円くらいで買える
いつも200円くらいの価格帯の食用油を買っているとすると、一般的な米油はプラス200~300円くらいで購入することができます。
ほぼ毎日口にする油を気を付けるのは健康への第一歩。その第一歩を踏み出すための投資と考えるとかなり手頃ではないでしょうか?
上記で紹介した美容や生活習慣病予防等のメリットがある米油が数百円プラスすると買えるなら気軽に乗り換えやすいですよね。
米油にも危険なところがある?
米油に詳しい方なら、「米油は危険って聞くけど大丈夫なの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
米油は、特にスーパーなどで売られているものは大量生産を可能にするため、伝統的な圧搾法で抽出するのではなく、化学的な方法で抽出します。
最終的な米油には実際化学成分などの影響はないと言われていますが、それが気になる方もいるという点で「危険」と言われることがあるのです。
また、伝統的な圧搾法で抽出したものの方が米ぬかの良さを最大限引き出せるため、ビタミンEやその他の抗酸化物質なども多く含まれていると言われています。
「安心できるものを口にしたい」「最大限に米の良さを生かした米油が欲しい」という方は、圧搾法で作られた米油を選んでみてくださいね。
スーパーでは米油はあまりたくさんの種類置かれていませんので、ネットで検索して買うと良いでしょう。
最後に
この記事では、米油のメリットなどについて詳しく紹介してきました。
これまであまり食用油について気にしたこともなかった方からすると、米油に乗り換えよう!というきっかけもなかなかないですよね。
いつもの食用油が「絶対に悪」とは思いませんが、できることならなるべく体に良いものを口にしたいものです。
数百円プラスするだけで毎日使う食用油をいいものに変えられるのは、個人的にはかなりいい出費だと思っています。
ぜひ健康に気をつけたい方は米油を検討してみてくださいね。