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すぐに実践可能。後悔する前にでき、両親が喜ぶ親孝行5選

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そういえば最近お母さんお父さんと連絡とってないな。
実家にも帰っていないし、親が喜ぶことをできていないなあ……


そんな風にふと両親を思い出してしまうこと、時々ありますよね。

喜ばせたいけれど日々の仕事でまだまだ未熟な自分であることを思い知らされて、何となく自分が嫌になってしまって合わせる顔がない、というような想いをしたことがある方も多いのではないでしょうか?そうでなくても仕事が忙しくて、親孝行したいと思っていてもなかなかできない時期もあると思います。

しかし、親孝行は両親が生きているうちにしたいもの。

亡くなった後では、他ならぬあなたにとっての心残りになってしまうからです。

本記事では、親孝行の気軽な考え方と、すぐに行動に移せる親孝行の例を紹介していきます。

親孝行は、立派にやらなくていい

沢山お金を稼いで、旅行に連れて行ってあげたい。
偉くなって、家をリフォームしてあげたい。
素敵なパートナーと結婚して、安心させてあげたい。
孫の顔を早く見せてあげたい。

そんなふうに思っていませんか?

もしそうだとしたら、あなたはとても親思いの優しい方です。

しかし、期待に応えたい気持ちで、自分が苦しくなってしまうこともあるのではないでしょうか。親孝行ってもっと身近な、子どもから見たらなんでもないようなことでいいんです。

以下に、両親が喜ぶ親孝行の例を紹介します。

気軽に実践できる親孝行の例

実家に顔を出す

やはり直接会って元気な姿を見せてあげるのが、親にとっては一番安心です。

何か特別なお土産や嬉しい報告がなくても、ただあなたが帰ってくるだけで嬉しいものなのです。

実家と距離がある場合は、時々電話するようにしてみましょう。社会人になると仕事で忙しかったりきっかけがなかったり、様々な理由でどうしても連絡を怠りがちになってしまいます。

そんな時期であっても、ほんの時々でも電話をかけて声を聞かせてあげたり、テレビ通話で顔を見せてあげたりすることで親は喜び、安心するものなのです。

幸せに過ごしていることや感謝の言葉、体調を気遣う言葉や他愛のない世間話。どんなお話でも嬉しいと感じるはずです。

実家暮らしの方は、日ごろから会話の量を増やしてあげるのがおススメです。

家のことを手伝う

年を召されてくると、どうしてもできないことが増えてきます。掃除、洗濯、料理、その他何でも、自分の得意なことで喜ばせてあげてみてください。

本格的なことが難しい場合、まずは固い瓶のフタを開けてあげたり、高さがあって手が届かないところを綺麗にしてあげたり、そういったところから始めてみてはいかがでしょうか?

また、PCやスマートフォンの使い方を教えてあげると、ご両親の世界も広がるかもしれません。

一緒に出掛ける

旅行もいいですし、両親が好きな食べ物のお店でも、はたまた近所のおいしい居酒屋さんでも、連れて行ってあげられる場所はいろいろあると思います。

マッサージを受けさせてあげるのも、両親にとって幸せな時間になりそうですね。

欲しいものをプレゼントする

高級な物ではなくても、好きな食べ物を送ったり、買っている猫にそっくりな猫のグッズをお土産にしたり、ちょっとしたことでいいんです。

ちなみに猫のグッズは筆者が買いました。

最寄り駅の構内で手袋が売っていまして、その中の一つに黒猫の刺繍がしてある手袋があったんです。母が黒猫を2匹飼っているのでぴったりだと思い、買ってお土産にしたところ、とても喜んでくれました。

仕事の話をする

親はやはり子どもがちゃん仕事をやっていけているのか、とても心配です。
仕事の話をしてあげることで、とても安心するでしょう。

筆者の親は心配性なのですが、時々仕事の話をするようにしてからは向こうから心配されることがとても少なくなりました。

最後に

いかがでしたか?

親孝行って、必ずしも立派なことをしなくても喜ばれやすいものなんです。
親を喜ばせるために立派にならなくては……

というふうに気張っている部分が、以前の私にもありました。

しかし親世代の方にそれを話すと、こんなふうに言われたのです。

「そんなたいそうなこと考えないでいいから、帰って甘えなさい。子どもが顔を見せて甘えてくれるのが親は嬉しいものなのよ。心配させてあげること、親でいさせてあげることが一番の親孝行なんだから」

この時、子どもの思う親孝行と親の思う親孝行は同じではないのだということを知りました。

もちろん、豪華な旅行に連れて行ったり家をリフォームしたり、面倒を引き受けて老後の不安を減らしてあげられたら、それはとても素晴らしいことです。

自立して堅実に生きている姿を見せることも、長生きしてお母さんとお父さんを見送ることも、両親にとってかけがえのない贈り物です。

でも、一番の親孝行は、ささやかでも日ごろから気にかけてあげること。

親孝行 したい時には 親はなし
墓に布団は着せられず

後悔のないように、あなたに無理のない形でできることを始めてみてはいかがでしょうか?

鈴音

作家。東京都町田市生まれ。早稲田大学教育学部出身。 広告代理店営業職や携帯キャリア会社を経て、執筆業で独立。 ビジネス、文化、タレント等の取材記事執筆のほか...

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