【ブラハラ】ブラッドタイプハラスメントとは?加害者にならないために
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「ブラッドタイプハラスメント」とは?
ブラッドタイプハラスメントとは?
世の中にはいろいろなハラスメントがありますが、その一つとして「ブラッドタイプハラスメント」というものが挙げられます。
「ブラッドタイプハラスメント」とは、略して「ブラハラ」とも言われ、血液型の話で相手に対して苦痛を与えることを言います。
この記事では、ブラットタイプハラスメントの加害者とならないための対処法などを中心に解説していきます。
どんな人が特に「ハラスメントされた」と感じる?
「血液型の話で苦痛を感じる」と聞くと、「そんな人いるの?」と思う方もいらしゃるかもしれません(筆者も最初聞いたときはピンときませんでした。)
確かに、A型やO型といった人口が多い血液型の場合は、あまりこれまで血液型の話で苦痛を感じたことがない人が多いでしょう。
しかし、比較的珍しいB型やAB型の人の中には、自分の血液型を打ち明けることで「わがままなの?」や「変わってるんだね!」といったいわゆる「血液型別性格診断」の話をされることを苦痛に感じる人がいるのです。
ある調査によると、約4割の人が血液型の話をされて苦痛を感じたというデータもあります。想像以上に、血液型の話を不快に思う人は多いのです。
最近では、「血液型別性格診断」は科学的根拠がないというのが広まっているため、多数派の血液型の人の場合でも、そもそも血液型で性格を話すこと自体を不愉快に思う人も増えています。
「血液型別性格診断」の類の本が流行った時代に生きていた人からするとそんなセンシティブな話だと想像しにくいですが、今では立派なハラスメントの一類型と位置付けられています。
ブラッドタイプハラスメントの加害者とならないために
初対面の人と接するときや、あなたが上司として部下と接する場合にブラッドタイプハラスメントの加害者とならないようにするためにはどのようなことに気をつけるべきなのでしょうか?
①そもそも血液型を聞かない
ブラッドタイプハラスメントの加害者とならないために一番大切なのが、「そもそもまず血液型を相手に聞かない」ということです。
血液型は合コンなどでカジュアルに話題となることが多いものの、一般的にはプライベートな話題と考えられています。
「勝手にプライベートな事項を探って欲しくない」と考える人も多いですし、また中には家庭の事情などでそもそも血液型を調べていないという人もいます。
初対面の人と話す場合などは、血液型をそもそも聞かないように気をつける方がいいでしょう。
②血液型で相手を勝手に判断しない
相手の血液型を知った場合でも、血液型で性格診断をし相手を勝手に判断することは控えましょう。
日本では「血液型別性格診断」というものがとても一般的に行われますが、血液型別性格診断は科学的根拠はないと言われています。また、よく考えると血液型で性格が決まるというのはおかしな話です。
相手の血液型によって、勝手に性格を決め付けるといった言動は控えるようにしましょう。
③特にB型やAB型の相手に気を付ける
前述のように、「ブラッドタイプハラスメント」を感じやすい人の傾向として、B型やAB型といった少数派の血液型の人が挙げられます。
そういった人はこれまでに血液型の話で嫌な思いをしている可能性が高いですので、特に血液型の話題に関して配慮するようにしましょう。
まとめ
この記事では、ブラッドライプハラスメントはどういうものかや、その加害者にならないために気をつけたいことを解説してきました。
これまで血液型の話で嫌な思いをしたことがない方にはなかなか想像しにくいハラスメントではあるのですが、血液型の話で嫌な思いをしたことがある人は意外と世の中に多いのです。
「そもそも血液型を聞かない」「相手を血液型で判断しない」といったことを気をつけて、特に初対面の人には接していくようにしましょう。