【ライブ配信】SHOWROOM(ショールーム)を画面録画するのは違法?
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SHOWROOM配信は画面録画できる?
AKB48や乃木坂46などの坂道系アイドル、また=LOVE等の有名アイドルも配信している大人気ライブ配信アプリ「SHOWROOM(ショールーム)」。
大好きなアイドルが配信している場合は、画面録画して後から見返したいと思う方も多いでしょう。
画面録画はiPhoneなどで可能
SHOWROOM配信を画面録画できるのかについては、普通に画面録画をする要領で録画することが可能です。特に画面が真っ暗になって録画できないということは(ミス以外は)ありません。
※ちなみに、かなり画面録画はスマホの要領を圧迫するので、画面録画した際は別のアプリなどでサイズを落とすことを推奨します
別ソフト「SHOWROOM録画っち」を使う方法もある
スマホで録画するだけではなく、「SHOWROOM録画っち」というソフトを使ってもSHOWROOM配信を簡単に録画することができます。
「SHOWROOM録画っち」はここから↓
https://www.skypower.xyz/showroom_rokugatch.html
では、上記のような方法でSHOWROOM配信を録画することは違法なのでしょうか?
SHOWROOMを画面録画することは違法?
結論から言いますと、SHOWROOM配信を画面録画することは違法ではありません。
著作権法では、私的利用のための録画・保存は原則として許容されており(著作権法30条)、後から自分が楽しむために画面録画することは合法です。
先ほど紹介したソフト「SHOWROOM録画っち」を使って録画した場合も同様に合法です。
※そもそもSHOWROOM配信が「著作物」(著作権法2条1項1号)と言えるのかについては議論があるかもしれませんが、どちらにしろ私的利用のための画面録画は合法です。
著作権法上は問題なくても規約で禁止されている場合もありますがSHOWROOMの場合はそのような禁止条項はありませんでしたので規約上も問題ないということになります。
ジャニーズのライブ配信のような、有料のライブ配信の場合は規約で画面録画が禁止されている場合がほとんどですが、SHOWROOMなどの無料配信の場合は禁止されていないことが多いようですね。
ただし、以下のことには気をつけてください。
注意1:YouTubeにアップして収益化するのはアウト
私的利用のためではなく、YouTubeにアップするために録画することは(SHOWROOM配信が著作物に当たる場合は)複製権の侵害になります(著作権法21条)。
また、その場合には公衆送信権の侵害にもなります(著作権法23条)。
こういった権利侵害をした場合には、権利者から告訴された場合処罰され刑事罰が課される可能性もあります。
有名アイドルを中心にかなりたくさんの数のSHOWROOM配信がYouTubeにアップされているのが現状ですが、アイドルのSHOWROOM配信をYouTubeにアップしたり収益化することは最悪刑事告訴される可能性もありますのでやめましょう。
注意2:配信者が禁止する場合もアウト
SHOWROOM配信を私的利用のために画面録画することは上記のように基本的に違法ではありませんが、配信者が録画を禁止している場合もあります。
その場合は画面録画はやめましょう。
また画面録画自体は禁止されていなくても、そのライブ配信の録画をTwitterなどにアップすることを禁止している配信者もいます。
このように、生演奏配信などをしている配信者の場合はSNSにアップすることを嫌がる配信者の方も多数います。
ライブ配信は配信者とオーディエンスが一緒に空気を作り上げて完成していくものです。その場合も配信者が気持ちよく配信できるように控えるようにしましょう。
最後に
この記事では、SHOWROOM配信を録画することは可能なのか、また違法なのかについて検討してきました。
まず、SHOWROOM配信を録画することは、iPhoneの画面録画昨日でも可能ですし、また「SHOWROOM録画っち」というソフトをダウンロードして行うことも可能です。
そして、基本的には「後から見返したい」などの私的利用の目的で画面録画する場合は著作権法上もSHOWROOM規約上も禁止されていません。
しかし、その配信を販売したり、YouTubeにアップして収益化することは禁止されています。
また、配信者が録画やSNSへのアップを禁止している場合も控えるようにしましょう。
SHOWROOM配信は、オーディエンスと配信者が一体となって作り上げていく配信です。
有名アイドルから、素人の配信者まで配信を楽しめ、投げ銭機能も充実しているのがSHOWROOMのいいところ。
皆でSHOWROOM配信を楽しめるように、一人一人がマナーや法律を守って楽しんでいきましょうね。