【欅坂46が改名】櫻坂46(さくらざか)とは?注目ポイントは?

欅坂(けやきざか)46が生まれ変わる
「サイレントマジョリティー」「不協和音」など、たくさんの名曲を産み出し、他のアイドルとは一線を画す存在だった欅坂46。
あまりアイドルに詳しくない方でも「欅坂46ならなんとなく知っている」という方も多く、万人が認める人気グループと言えるでしょう。
そんな欅坂46はなんと、10月12日と13日の配信ライブをもって幕を閉じることとなりました。
そして、新たに「櫻坂(さくらざか)46」として再スタートすることとなりました。
この記事では、「櫻坂(さくらざか)46」について詳しく紹介していきます。
櫻坂(さくらざか)46とは?
櫻坂46は欅坂46の一期生11人、二期生15人からなる新しいアイドルグループです。

イメージカラーは白であり、「まだ何色にも染まっていない桜のようなグループ」という意味が込められています(ちなみに欅坂46のイメージカラーは緑でした。)
櫻坂46は、渋谷スクランブル交差点の巨大広告で初めてその誕生が正式に告知されました。
そこで流れたプロモーション映像では、「全員で輝ける、未来へ」「欅坂46を、超えろ」というコンセプトが大きく打ち出されていました。
欅坂46は、偉大な才能を持つ平手友梨奈さんを絶対的なセンターとした運営の方針により段々とバランスが崩れ歪んでいってしまったところが少なからずあるように感じます。
櫻坂46の「全員で輝ける未来」「欅坂46を超えろ」というコンセプトには、そうしたことへの反省や改善の意思が含まれているのではないかと思います。
櫻坂46の名前の由来は?
元々、欅坂46の由来は六本木にある「六本木けやき坂」でした。
その「六本木けやき坂」の角を曲がると「六本木さくら坂」があります。

また一方で、元欅坂46の平手友梨奈さんのソロ曲に「角を曲がる」という曲があり、欅坂46のドームツアーのラストで披露されています。
欅坂46の改名、またさらなる一歩という意味を込めて、欅坂の角を曲がったところにある地名から「櫻坂」46になったと推測されます。
公式の櫻坂46のプロモーション映像でも「欅坂の角を曲がると、そこには櫻坂があった」というような趣旨のことが言われており、六本木の地名やその位置関係から名づけられた可能性はかなり高いでしょう。
デビューシングルは?
櫻坂46のデビューシングルは、2020年12月9日リリースの「Nobody’s fault」です。
欅坂46のラストライブの最後で発表され、実際に曲も披露されました。
イメージカラーの白で構成された衣装で、曲調としてはどちらかといえばこれまでの欅坂46を彷彿とさせるようなかっこいいダンスナンバーです。
「Nobody’s fault」は日本語に訳すと「誰のせいでもない」。
曲中にも、
「どんなに悔やんでも 叫んだって やるか?やらないか?それだけだ もう一度生まれ変わるなら…」
という歌詞があり、櫻坂46として再出発する上での決意が強く感じられる曲と言えそうです。
櫻坂46の注目ポイント
実質的に選抜制が導入された
欅坂46時代にはなかった(細かくいうと最後のシングルでは選抜制が導入されていましたが)選抜制が導入されることになりました。
1stシングル「Nobody’s fault」では全26名のメンバーから14名が選抜メンバーとして選ばれ、センターは二期生の森田ひかるさんとなっています。
また、他のグループにはない特徴として挙げられるのが
- 表題曲の1列目と2列目の8人が「櫻エイト」と命名される
- 1stシングルの表題曲、カップリングの6曲すべてにおいて「櫻エイト」が1列目・2列目を務める
- 3列目のメンバーが曲によって入れ替わる
- 6曲全て14人構成で披露する
ということです。
これまで欅坂46には選抜制がなかったことを考えるとそれだけで大きな変化ですが、この「櫻エイト」という他のグループにもない制度まで導入されました。
1stシングルはみんなで作品を作っていくことがコンセプトとなっているため、あえてユニット曲やソロ曲を入れずに全曲14人構成になっていると思われます。
「櫻エイト」の制度が2ndシングル以降も続く場合は櫻エイトのメンバーに相当な負担となることが予想されます。その点がこれからどうなるのか注目です。
運営の改善?
欅坂46が改名に追い込まれた一つの理由としては、やはり運営体制の不備といったところが少なからずあるように思います。
一ファンである筆者が特に気になるところはやはり、センターの固定による重圧です。
「全員が輝ける、未来へ」という決意表明を現実化できるようにぜひ運営体制を改善し、風通しの良いグループ、メンバーが気持ちよく活動できるグループになって欲しいなと思っております。
最後に

この記事では、櫻坂46について紹介してきました。
国民的人気グループが改名し再出発する、というのはなかなかない事態ですよね。
欅坂46から改名しなければならなくなった背景には決して美化してはならないような出来事も多くあったと感じられ、櫻坂46の誕生を素直に喜べないというのが正直な感想ではあります。
しかし、櫻坂46としてまた頑張るという決意がひしひしとメンバーからは感じられ、ファンとしてはそれを応援するしかありません。
もう一度生まれ変わる「櫻坂46」を、欅坂46を知っていた人も、あまり知らなかった人も、一緒に応援していきましょう!